抑うつ症候群


抑うつ症候群とは、ある行動、感情などの集まったもので、一つの病気ではありません。

さまざまなうつの症状のうち、特徴的な感情や行動の集合です。

各自が経験する症状には大きな個人差がありますが、代表的な症状については

@抑うつ感…抑うつ感とは楽しくない気持ち、深いな気持ちのことです。

うつの中でも最も代表的な症状です。うつの人はたいてい、とても悲しい、憂鬱だ、希望が持てない、落ち込んでいると訴えます。
 
しかし、表面上は何とか自制していても、心の中で悲しみを感じている人もいます。

A活動の低下…うつになると、かなり活動が低下していきます。

何もせずにボーとしているか、テレビを観ながら昼寝をしたりして、孤独かつ受動的な一日を過ごします。

仕事や家事をするには相当のエネルギーがいります。

それまで楽しんでいた趣味や娯楽にも、興味がなくなってしまい、他の仕事や義務のように重荷になってしまいます。

B人間関係の障害…うつになると、人間関係も悩みのもとになります。

家族や親しい人との交際でさえも苦痛に感じてしまいます。

優柔不断になって、うまく自分の気持ちを言い表すことが苦手になります。

自分は孤独で、人から嫌われていると感じ、人と仲良くすることが出来なくなります。

C無力感…うつになると、自分自身の人生を失敗だと思うことがあります。

家族関係、仕事などについて、失敗したと思い込むことが多いみたいです。

他人が客観的に見たら、そうではないのに、家族や友人からの評価は変わらないのに、自分はダメな人間だと思い込んでしまいます。

D罪悪感…中にはひどく罪悪感を覚えて、自分は罰せられる人間だと思い込む人がいます。

事実か妄想かはわかりませんが、家族や職場の期待に応えられないという理由で、自分は皆の重荷になっていると自分を責めます。

E集中力の低下…うつになると、仕事、読書など、集中力を要することが困難になります。

テレビの筋を追うことでさえ、つらくなってきます。

考えるのに時間がかかるようになり、今までうまく処理していたことも出来なくなります。

F重圧感…自分のうつは自分の責任ではなく、外からのストレスであると思い込む人もいます。

他人が自分に過度の要求をしすぎるからうつになる、要求がなくなれば自分のうつが治ると信じています。

G身体的症状…うつになると、はっきりとした理由がなくて、身体的エネルギーが低下します。

疲労感や倦怠感が長期に続きます。

不眠になる人もいます。

不眠とは逆に、必要以上に寝すぎてしまう人もいます。

食欲不振もよくみられます。

食べていてもおいしいと感じなくなり、食事が不規則になります。

体重が減っていったり、その逆に食べすぎになり、体重が増えてしまう人もいます。

その他の症状としては、ひどい頭痛、胃の痛み、便通異常などがあります。
posted by venus at 13:09 | 抑うつ症候群
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